フレッシュな今日も、ただただ息子の幸せを祈る
4月1日、新しい生活をスタートさせている方が多いでしょうね。
今日は、子育て中の未熟な母の長いひとりごとです。
私は内気で人見知りなので、新学期、新年度が苦手でした。ですが新しくなる雰囲気は嫌ではなく、むしろうれしくなったりします。今まで積み重なった澱がなくなるようなすっきり感がありますよね。複雑な心情の春。
3歳息子は、私の性質を受け継いでしまったのか、これがまた怖がりで人見知り。母としては何かと歯がゆく思う場面がちょくちょくあります。例えば、近所の人に会うと恥ずかしがって挨拶できないなど、心の中で(わたしもそうだったな〜、言いたいのに声が出ないんだよな〜)と。
実は先週の3連休明けから急に「せんせーのとこ、いきたくない。」と泣いて保育園に行くのを嫌がるようになりました。
あまりに急だったので驚きました。なかなか着替えない、おもちゃで遊ぶのに夢中で出発でいないという事はありましたが、ここまで嫌がるのは初めて。
こどもへ対応で、本人の気持ちを頭から否定してはいけないと以前教えてもらったことがありました。なので「行きたくないのー、困ったね」「大好きな三輪車で遊べるよー」「○○ちゃんがいるよー」とあれやこれや話して説得しても、「イヤ〜(泣)」。
(こんなに嫌がるなんて…今日はお休みさせた方がいいのか?)(一度休むと次が難しくなるか?)(仕事はどうしようか?)と頭の中をぐるぐるまわりました。
結局、「ママが抱っこしてあげるからね」と上着も靴もはかせてあげてなんとか連れて行きましたが、その日は、保育園でもグズグズだったようです。そして1週間、ずーっとぐずぐずな状態で、母子ともに疲弊しました。
こういう時、母はどーんと落ち着いていればいいのですが、登園した後の仕事中もずっと息子が大丈夫か心配でしようがなかったです。
ちょうど年度末でクラス替えがあるため、クラスの子を入れ替えたりする「ならし」をしていたそうで、そういった新環境の気配で不安定になったのかな?と先生とは話していました。本当のところは息子にしかわかりません。先生や親の知らない所で嫌な事をされたのかもしれません。
ですが今週入ってから急に落ち着いて、部屋がお兄ちゃんクラスの部屋に移ってから、すこぶる元気になり、「せんせーのとこ、たのしい!」と言っています。先生にも温かく対応していただきましたが、何がきっかけかわかりません。環境の変化が苦手なはずが、新生活の変化をパワーにしたようです。
といいつつ、一番仲の良い子が3末で退園してしまったので今日からいないのです。なので4月もどうなるか分かりません。新生活ハイで元気になりましたが、パワー切れになって五月病になってしまうかもしれません。
どうなっても親は本人の気持ちが動くまで「待つ」しかないんですね。私は気持ちが落ち着くよう抱きしめ、見守るだけ。
そうとは分かっていても、いつもヒヤヒヤとヤキモキしてしまう、まだまだ未熟な母です。いつになったら、どーんと肝の座ったお母さんになれるのでしょうか。これも心配性という性質でしようがないのか…。
これから小中高ともっと大変なトラブルがあるかもしれません。私はずっと息子を心配し続けるんだろうな、と思うと気が遠くなりました(笑)。そして私の母もそうやってこどもたちを心配してきたんだなと、しみじみ思います。
何が起こっても私は、ただただ息子の幸せを祈る。ただそれだけ。
外の世界にはいろいろとあるけれど、楽しんでほしい。がんばれ息子!「がんばれ」ってしんどくなるから言うなと聞く事があるけれど、他の言葉が見つからない。とにかく母は応援しているよ!
時には傷ついて帰ってきても温かく迎えらるおうち。
家族がくつろげるおうちにしたい。